2014年2月15日土曜日

課題2

こんにちは、伊藤ですm(_ _)m

では早速、課題1の解説から始めます。

課題1の答え.時速72km

『平均の速さ』は『全体の道のり÷かかった全体の時間』で求められます。速さの平均と勘違いをして『60と90の平均だから時速75kmだ!』とならないようにしましょう。

解法1 隣町までの距離を数字に置き換える!!
『かかった時間』は『距離÷速さ』で求めることができます。ここでは速さが時速60kmと時速90kmなので、隣町までの距離は両方で割り切れる180km(60と90の最小公倍数)と仮定します。(←隣町までとても遠いですけど気にしません)
行きにかかった時間は180÷60で3時間、帰りにかかった時間は180÷90で2時間です。往復した『全体の道のり』は180+180で360km、『かかった全体の時間』は3+2で5時間です。平均の速さは360÷5で時速72kmとなります。

解法2 平均の速さを文字x、隣町までの距離を文字yを用いて方程式をつくる!!
平均の速さと隣町までの距離から往復の時間を求めると2y÷x=2y/x
行きの速さ、帰りの速さと隣町までの距離から往復の時間を求めると、60+y÷90=y/60+y/90
当然2つの方法で求めた往復のかかった全体の時間よって2y/x=y/60+y/90の方程式をxについて解けばいいのです・・・正直とても計算が難しく感じますね。

今回は2つの解法を紹介しましたが、他にもいろいろな解法があります。自分に合った、一番わかりやすい解法を見つけるのが一番です。また解法2では計算が難しく感じました。なぜだか考えてみましょう・・・それは多分『分数』だからではないでしょうか?出来るだけ整数で計算できると嬉しいですね。
解説は以上です。質問等があればコメントにて受け付けます。最後に『課題2』です。解説は次回『課題3』で!!

課題2
4枚のカードを用意します。うち2枚は赤いカード、他2枚は青いカードで裏からは識別ができません。これらのカードをよく混ぜてあなたは2枚選びます。もし選んだカードが同じ色のカード(赤赤や青青)であればあなたの勝ち、違う色のカード(赤青や青赤)であれば僕の勝ちとしましょう。
あなたが勝てば150万円の利益、あなたが負ければ100万円の損失としたとき、この勝負は正当といえるでしょうか?
(ギャンブルはいいものではありませんが、物事を考える上でとても重要な分野です)

ヒント:勝ち負けの確立や金額から期待値を考えてみましょう。
↑ここをドラッグするとヒントが見えます。必要であればご覧ください。
by伊藤

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