2014年9月18日木曜日

 一気に秋めいてきましたね。秋の爽やかな風が、心地よいですね。西中です。先日山道を車で走ったのですが、ススキがきれいでした。

 今日は営業トークについて、お話しましょうか。営業は大変です。本当に大変です。なにせ「こうしろ。そうすれば、発注がもらえる」という決まった答えがないのですから。営業で駆けずり回っている知己が何人かいます。彼らと飲んだりすると、違う畑の私などにはその営業トークの秘密を語ってくれます。

 さてその秘訣ですが、意外と大した事ではないですね。(苦笑) でも出来る営業マンはやはり気の入れようが違うようです。 例えば顧客情報収集です。営業先の社長が、「いや、昨日は娘の誕生日でね。早めに帰れなかったので、女房に嫌味言われたよ」等という会話があると、後でその取引先の娘さんの誕生日を記録しておきます。翌年のその日には「社長、今日は確か娘さんのお誕生日で、おめでとう御座います。」という言葉を添えて、営業の話に入ると全く雰囲気は一変するそうです。

 また顧客のお婆ちゃんが犬好きだと聞けば、犬種・名前(モモちゃんとか)などをされげなく聞き、定期的に回って来て、「近くまで来たので、寄りました。」「これモモちゃんが好きだそうなので」、といって一缶でも良いのでプレゼントの形にしてさりげなく渡したりするそうです。要は、「貴方の事を大事に思っています」という事をどう表すかでしょうね。智慧をどう絞るかです。ただただ「買ってくれ」「つかってくれ」では、客はアクションを起こさないと言います。これだけの気遣いで、車一台、不動産の契約が出来れば費用対効果という点でも素晴らしいのではないでしょうか。

 それと、営業で大事なのは人なつっこさでしょうね。これは天性のものかもしれませんが、ある副社長に教わった、なるほどという教訓があります。それは、話をする時に「この人は、なにかムシがすかないな」などと、営業の人間は絶対に思ってはダメだというのです。何故かわかりますか?
もし貴方がそう思ったならば、その瞬間からあなたの表情にもその気持ちがその相手に対して、少しずつ表れるというのです。だからその福社長は、「~さん(←取引先の人)は、いい人だ。本当にいい人だ。俺はあの課長が好きだ。気に入っている。」と自分に言い聞かせたといってました。そうやって車で走っている時も言葉にして呪文のように自分に言い聞かせたというのです。!!  さ・す・が !!です。

すっかり秋めいて今年は秋が短いのかもしれませんね。どうぞ風邪など召しませぬように、就活頑張って下さい。この時期は、着るスーツ選びが大変ですね。        西 中
                             

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